天皇陛下ジョグジャカルタご来訪

インドネシアご来訪中の天皇陛下が、21日はジョグジャカルタ王宮と砂防センターをご訪問予定。22日朝一番でボロブドゥール遺跡へいらっしゃるご予定です。

王宮とボロブドゥール遺跡クローズ

天皇陛下のご訪問により

2023年6月21日 クラトン(ジョグジャカルタ王宮)観光入場はすべてクローズになります。

2023年6月22日 午前10時までボロブドゥール遺跡は閉園になります。

砂防センターの仕事が素晴らしすぎる

砂防センターは、日本政府がJICAを通して行ってきた土石流対策の援助プログラムの統括事務所。メラピ火山の渓流で土石流対策のため砂防えん堤を建設してきた。

ここからは私事で恐縮ですが、メラピ火山麓へ頻繁に出かけておりまして、砂防堰堤に巨大な岩がひっかかって止まっている実物を何度もみたことがあります。特にカリクニンの砂防堰堤はすさまじく巨大な岩がぶつかって、ひっかかっているにもかかわらず、ビクともしていない日本の技術の素晴らしさに感動すら覚えます。

現在はメラピ火山の活動が活発化しており、危険度が上から2番目の危なさなので、カリクニンはじめ渓流へ降りることはおすすめできませんが、トゥントゥラム(テントレム)ホテルの東側を流れる川へ降りていくと、JICAが寄贈した小さな橋がかかっています。

この橋は周辺住民が日常使っている小さな橋ですが、土砂が流れてきたときも壊れず、大雨で洪水に見舞われたときは水没しますが、水位がさがると元の姿のまま橋が不死鳥のように現れるという、本当に頑丈で素晴らしい日本の技術を垣間見ることができます。

JICAがつくった砂防センターはすでに30年以上経過している。ODAについては賛否両論ありますが、JICA砂防は素晴らしすぎるということをお伝えしておきます。

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