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グドンソンゴ遺跡

グドンソンゴグドンソンゴグドンソンゴとは 9 つの建物という意味で、その名のとおり 9 つの小さなヒンドゥー教寺院が、ウンガラン山のふもと、海抜 1200 から 1300 メートルの丘陵部に点在している。ディエン高原の寺院群と類似点が大変多い。ともにジャワ最古のヒンドゥー教寺院群として知られているが、グドンソンゴ遺跡のほうは 7 世紀の末から 9 世紀初めにかけて建てられたものと考えられており、少しだけ時代が下るようである。

グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ

グドンソンゴ遺跡は 1740 年にオランダによって発見された。19世紀のはじめラッフルズによってグドゥンピトゥ (7 つの建物 ) と名付けられたが、その後、 2 つが発見され現在のグドンソンゴという名称が与えられた。第 1 群と第 2 群は 1926 年から 1931 年の間に修復作業がなされ、第 3 群以降は 1983 年から 1987 年にかけて修復された。

グドンソンゴ現在では紛失してしまったものもあるが、発見された石像がシバ像、アガスティア(シバグル)像、ガネーシャ像、ドゥルガ像、ナンディ像、マハカラ像、ヨニであることから、この遺跡がヒンドゥー教のうちでもシバ神を奉ったものであることは明らかである。


グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ

この遺跡群を見るための全行程は約 3 km 。徒歩で 1 時間ちょっとの道のりである。脚力に自信のない人は 馬に乗せてもらうこともできる。 集落の入り口から歩きはじめ、川のせせらぎを聞きながら山道を登り下り進んで行く。これら寺院群は 6 つのグループに分かれ、それぞれが小高い丘の頂上に位置する。第 1 群周辺は植木などが人工的に手入れされており観光公園の様相を呈する。絶対的な自然の美が溢れるグドンソンゴ遺跡において、手入れされ刈り込まれた植木というのは、そぐわないような気が個人的にはしないでもない。
この第 1 群の寺院にはヨニ像 ( 女性器をかたどった平べったい石 ) が安置されており、寺院内に安置されている唯一の像である。なんでも数十年前まではこの遺跡全体にガネーシャ像をはじめとして様々な神様や動物をかたどった像が散在しており、近隣の子供たちは像にまたがって遊んでいたそうである。しかしガネーシャ像が盗難にあったのを契機に、遺跡管理事務所がこれらの像を管理・保存することになったそうだ。第 2 群は第 1 群の延長といった感じ。第 3 群には 3 つの建造物があり、一番大きい向かって右の寺院外壁壁がんにはロロジョングラン像、ガネーシャ像、アガスティア像がはめ込まれている。ロロジョングラン寺院 ( プランバナン寺院 ) やサンビサリ寺院にみられるものと同じ配置であることから、内部にはおそらくシバ神が奉られていたものと思われる。向かって左の寺院基壇外壁壁がんには、他に類をみない 座ったゾウの彫像 がある。

グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ
第 4 群の手前の川周辺では、硫黄泉が沸き上がっており、絶壁下部からモクモクと硫黄臭い煙を巻き上げている。この川を流れる水は白濁したぬるま湯で、もしここが日本であればとっくに温泉街として名を馳せていることだろう。第 4 群はふたつの寺院跡のみで、崩れた石がゴロゴロしている。この第 4 群を計算にいれず、グドンソンゴ遺跡を 5 つの寺院群と数えることもある。第 4 、 5 群あたりは背後の山からおりてくる霧と崖下からの硫黄泉の煙につつまれていることが多い。後半の寺院群から麓に広がる野菜畑では、たばこ、とうもろこし、ねぎ、ニンジンなどが栽培されており、 農作業に従事する農民の姿が見渡せる。 この野菜畑の土地の所有は遺跡管理事務所であるが、慣行として近隣住民が畑として使用することが許されている。また 50 頭ほどの馬と飼い主が所属するグドンソンゴ馬組合も近隣住民によって運営されており、遺跡の管理・運営・保全に協力するかわりに、馬貸し、食堂、屋台などの商売をさせてもらうという共生関係にある。こういう形態はプランバナンの南にあるラトゥボコでも全く同様である。最終グループ第 6 群への道は勾配が急なため馬ではのぼれない。この寺院群のある 山頂からはスマランの街と海も見える。絶景。 1 時間といわずゆっくりトレッキングを兼ねて楽しみたい。
グドンソンゴ
グドンソンゴ
グドンソンゴ

グドンソンゴグドンソンゴ

名物
グドンソンゴチケットを買って灰色の門柱をくぐると ウサギ肉のサテ屋 さんがずらりと並んでいます。ウサギはちょっとなあ…という方にはニワトリもありますからご安心を。麓のバンドゥンガンの街には小奇麗なレストランも数軒ありますが、遺跡を見上げながらゴザに座って名物サテ・クリンチを頂くのもオツなものです。でも座っているうちに少し肌寒くなってくるので羽織るものが一枚あるといいかもしれません。唐突ですがこのゴザの下の地面がびっくりするくらい冷たくひんやりしていて、だからこの辺りにはバナナの木とヤシの木がないのか!と妙に納得してしまいました。

ちなみに…
日本人の方にはあまり知られていないようですが ( おそらく有名ガイドブックに載っていないからでしょう ) 、欧米人の間ではディエン高原より広く知られています。グドンソンゴ遺跡に行くかディエン高原に行くか迷われている方にはグドンソンゴ遺跡のほうを強くおすすめします。ジョグジャから車で 2 時間強とより近く、遺跡を見ながら山間を進む 1 時間ちょっとの道のりは何ともいえず清々しく、日頃の疲れが吹き飛ぶようです。ただ本当いうと、スマランからのほうが断然近いです。グドンソンゴ遺跡だけが目的の旅行ならスマランを基点にするほうがいいかもしれません。

バンドゥンガンの街
グドンソンゴ遺跡の麓にバンドゥンガンは位置する。ひとことでいうとバンドゥンガンは馬の街。あちこちで馬を賃貸しする地元男性の姿が見られる。また、この街は避暑地かつグドンソンゴ遺跡を訪れる人々の宿泊地として土日祝日は地元旅行者で大変な賑わい。一つ星ホテルを筆頭に安宿が 30 軒ほどある。ここでの名物はタフ・スラシ (Tahu Serasi) とよばれる豆腐で、 10 個で 7.000 ルピア。その場で揚げてもらって 7.500 ルピア。皆さんたくさん買っていたのでどんなにおいしいものなのかとついつい試してみましたが、何の変哲もないお豆腐でした。がっくり。普段近所の市場で買う 2.000 ルピアの豆腐と同じじゃないか…。もうひとつの名物は豆乳 (Sari Kedelai) 。予想どおり激甘のシロモノでした。道路沿いでは高原植物も販売されており、アマリリスや小ぶりの胡蝶蘭なんかが綺麗です。

グウォ・ジュパン
ここまでくると ♪いけぇーいけぇーかわぐちひろしっ !!! ♪ 状態になってしまうのですが、グドンソンゴ遺跡から道なき山道を分け入ること片道 4 時間、あっもちろん徒歩です。馬入れません。第二次世界大戦中に日本軍がつくったグウォ・ジュパン ( 日本の洞穴 ) と呼ばれる”防空壕寝床付き”トンネルがあるそうです。いくつかあるそうなのですが、一山ぶち抜いているものもあるそうで、これを見たことのある地元おじいちゃんたちは「日本人はよくあんなもんつくったなあ。すげえもんだ。」と感心していました。この近くには、プンギロン寺院とよばれる小さな小さな寺院があるそうなので、一度ぜひ見てみたいのですが、ジャングル 8 時間って…