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ジョグジャカルタ 生活

イルカショーとサーカス

スカテンも残り数日、というわけで午後から王宮北広場に行ってきた。時々一緒に遊んでもらっているSさん親子とエンジェ一家の計5人。宣伝では朝10時以降何回かイルカショーをやっているというので、クソ暑い中汗をダラダラかきながら、センスなさすぎ商品が山のように並んでる出店の間を歩いてみたのに、平日は夕方4時からしかやってないというじゃないか。くっそぉ〜やられた。じゃあサーカスは?と思ってサーカス小屋までいってみると、こっちも平日は夕方6時以降しかやってないという。4時まで2時間も待つなんてこどもたちがいらつくに決まってる。仕方なく常設ミニ遊園地キッズファンでこどもたちを甘やかすことにした。

ひととおり乗り物にのせて適当に満足したところで時計をみてみるともう4時を過ぎている。しまった、イルカショーが始まる時間じゃないかっ。半分諦めつつも、「4時の次は何時開演でしょうねえ? 」などと日本人らしく時間の話なんてしながらもう一度北広場にもどってみると、チケット売り場には17:00開演という札がかかっている。なんで?と思ったが、これは確信犯に違いない。ジャワ流だ。なんたってここはジョグジャ、4時といっておいて1時間遅れで開演すれば自然とちょうどいい感じに人間が集まってくるってこと。Sさんも私もれっきとした日本人だったハズ・・・なのに、いつのまにかこのジャワ時間にぴったりはまった行動をとっていたことにちょっと愕然としつつも、結果として時間がピッタリだったからいいんだ。

何はともかく遊びはケチらずにVIP席に乱入。ひとり2万ルピア。小道具が多少見栄えよくなっていたことと、前座のオウムショーがなくなった以外には2年前と変化なし。ショーが終わってからプールサイドでイルカと一緒に写真をとってもらって1枚2万5千ルピア。こんな発色の悪いポラ写真1枚と考えるとバカ高いが、この記念写真、 撮るときになんとイルカにチューしてもらえるのである。チュー代と思えば安いもんだ。こどもたちはくすぐったいようなびっくりしたようななんともいえない顔をし て腰がひけていたなか、満面の笑みで一番嬉しそうだったのはSママだった。おいおい。

今朝4時半起きだったうちの息子はこの時点でかなり疲れているようだったが、せっかくだからサーカスも観てくことにした。席は5クラスに分かれており着いたときには1万5千〜2万5千ルピアといういい席しか残っていなかった。どうしよう。サーカスはなんてったって猛獣も出てくる。こども連れだし、それより何よりジョグジャでトラに噛まれて死ぬのだけは避けたい。 突然マツシマトモ子さんの筋だらけの首スジが頭をよぎる。ちょっと遠慮がちに後方の座席に陣取って他の観客をたてにのんびり鑑賞などという私の姑息な作戦はすっかり役立たずだ。仕方がない。VIP席だともちろんかぶりつきだろうからその次 に高級なウタマ席にすることにした。・・・が入ってみるとVIP席は正面かぶりつき、ウタマ席はVIPの人をたてにその後ろではなくって、同じく最前列の両横の席だった。これじゃあVIPよりもステージに近いじゃないか。しかも私たちがとおされた舞台に向って右側の席はトラやゾウの出入り口で、おおげさじゃなくってホントすぐ目の前をトラやゾウが通り過ぎるのだった・・・

そんなことになろうとはつゆ知らず、オレンジの背広を着た司会者のオッサンがベラベラとしゃべりまくるなか空中ブランコがスタート。昔みたことがあるボリショイサーカスを思えば数百倍以上ショボイが、ぐらぐら揺れる仮設支柱をスタッフのおっちゃんたちが一本ずつ支えているのをみると大丈夫なんかい?と結構ドキドキものだ。こどもたちは軽業師が空中を飛び交うのを口をあけて見つめている。次は中国雑技団チックな身体の柔軟性とバランス能力を売り物にしたお姉ちゃんがまな板ショーならぬ、中華テーブルショーみたいなのが始まる。イマイチ盛り上がりに欠けていたのはお姉ちゃんが 激しいブスだったからに違いない。スケベ爺の肩を持つわけじゃないけれど、同性の私でもどうせなら美しいものを見たいに決まっているのだ。

1メートルほどしか身長のない奇形のオッサンが演じるピエロがその場をつなぐなか、虎ショー用檻の準備がすすむ。舞台裏に設置された檻と直接ステージへと繋がれた花道をとおってトラが続々登場。 どうせ2頭ほどしか出ないんだろうとふんでいた私が甘かった。いったい何頭おるん?と思うくらいゾロゾロ出てくる。シマシマの美しいトラが4頭とすでにハゲが目立ち始めたライオンが2頭、狭いステージの柵の中でガオーと吠えながら綱渡りをしたりする。この際、芸はどっちでもいい。こんな至近距離に登場するだけでインパクト十分。しかもちらっと目が合ったりしようものなら身震いするほどの迫力だ。 なにしろここはインドネシア、檻の安全性を信頼できないものだからますます恐怖度はアップ。実際にトラがステージに出ている時間なんてほんの10分もなかったのだが、それはそれは緊迫した長い時間だった。

トラの緊迫感から解放され脱力しきっていると、次は 練習不足か、ちっともうまくいかない皿回し をみせられた。ソメタロウ・ソメジロウの傘回しのほうがずーっといかしてる。ホントは12枚の皿を同時に回してハイお終い!となるはずらしいのだが、一向にうまくいかず、やってるお兄ちゃんはどんどんヤル気のない表情になり、さも皿に問題があるかのごとく皿を手に持ってマジマジと見つめたりしちゃって。皿のせいにしてないでちゃんと練習したほうがいいと思うよ。
最悪の余興の次は、ゾウの登場だ。ちっともヤル気の失せた皿回しを見せられるの にウンザリし始めた頃、どこからともなくくっさーいにおいがしてくる。ステージ横には痺れを切らしたゾウさんたちがスタンバイしていたのだ。ステージをクルクル歩いてあとは椅子にすわったり、チンチンしたりするだけなのだが、これまた柵もない数メートル前をこんな重そうな生き物がウロウロするわけだからそりゃ迫力満点。万が一にも魔がさしたゾウがいてこちらに突進でもしてこようものならひとたまりもなさそう。

スカテン2大目玉のイルカショーとサーカス、ともに同じ20,000ルピアで楽しませてもらったが、どちらかひとつといわれればドキドキ度の高かったサーカスに軍配。つなぎの見世物に納得いかないものもあったけれど、何しろ猛獣がゴロゴロしてるもんだからインパクトは強かった。サーカステントの周りには警察官や軍人さんも常時警備にあたっている。