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イベント@ジョグジャカルタ

ワイサック2547/2003

ワイサック2547/2003(釈迦聖誕祭)
年に一度、ボロブドゥールが晴れ舞台となる日、ワイサック。爆弾テロ、戦争、正体不明の伝染病などなど社会不安が増大するなか、インドネシアでは少数派の仏教徒たちが釈迦の生誕を祝うとともに平和を祈願した。

ワイサック

おおまかな流れは昨年と同じだけれど、今年は儀礼の山が16日午前10時35分48秒と真昼間であったためボロブドゥール遺跡前に設置されたひな壇には日よけのための簡易テントがはられていた。昨年は金色の仏像のバックに聳え立つボロブドゥール遺跡が一望できたのだが、今回はテントの隙間からわずかに遺跡が垣間見えるのみ。見た目での去年との一番の違いはこの日除けテントの存在だった。 左写真の金色仏像右後ろにみえる灰色の物体がボロブドゥール遺跡。

ワイサックワイサック

聖なる水と火をボロブドゥール遺跡へつなぐ中継点という重要な役割を果たすムンドゥット寺院では、例年どおり各宗派ごとにテントが張られ祭壇を設けてお説教を聞いたり信者が休憩する場所となっていた。上の4つ以外にも いくつかグループがあったが、丁度お説教の最中だったため流石に図々しい私もズカズカ入って写真を撮るのがためらわれたもんで遠慮しちまいました。あと信者の方々にイロイロ伺ったのだけれど、どの祭壇が何の宗派なんだか確定して書く自信なし。どなたかお詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さいな。ともあれ、日本のわびさび感覚たっぷりな仏教とは見かけ上かけ離れた東南アジアの仏教。やたら派手でピカピカしちゃってるけれど、やっぱり他の宗教に比べて違和感の量が少なかった私であった。

ワイサックワイサック
ワイサックワイサック

15日のお昼前後はボロブドゥールへ向う道路大渋滞。ワイサック期間中、特に最後の2日間は周辺道路が通行止めになり迂回しなければならないのは毎度のことだが、今回は迂回道路ド真ん中で大型バスがエンストしてしまい渋滞に拍車をかけた。普段ならジョグジャからボロブドゥールへは1時間で到着するのだが、2時間半かかってしまったものもあったらしい。
超渋滞が若干解消された午後3時、ムンドゥット寺院からパレードが出発。約2時間の道のりをボロブドゥールまで歩く。昨年も着火係など重要な部分で登場していたお坊さんを今年も発見!いくつかあるお坊さん軍団のなかでも最も清貧っぽい地味色の袈裟をまとい”お坊さんらしい”雰囲気を漂わせている私の注目のお坊さん。数珠っぽくつなげられた白い花を手にパレードへ出発。金ピカの仏像をのせた車、各宗派の旗を掲げながら歩くグループ、獅子舞みたいなバロンサイなどなどがボロブドゥールまで約2時間かけて歩いていく。
今年のワイサックでは特に平和を祈願するんだそうで、パレード参加者の多くがスダップ・マラムの花を手にしていたのが目についた。スダップ・マラムは芳香の強い花でこちらではお葬式用の花束として用いられることも多いすんなりとした姿の花。いろんな事件で命を失った人々 の冥福を祈る意味も込められているとのことで、心なしか今年のパレードは整然と行われていたような気もする。

ワイサックワイサック

ワイサックワイサックワイサック

SARSの影響が大きく、外国人旅行者の姿はほとんどなし。例年ワイサックにあわせて来ジョグジャする欧米人の団体さんがいるも のなんだけど。パレード後、雨にも負けず行われた前夜祭的催し物の際にも、外国からの要人の来訪もほとんどなく 、外国人といえば在ジャカルタフィリピン大使さんの姿がみえるくらいで、あとは国内要人。「ソニーがインドネシアを捨てて撤退するのならソニー製品のボイコットをしてやる」など過激な発言をすることで知られるヤコブ労働移住相や、宗教相のアル・ムナワール氏などの姿が見られた。キラキラした衣装を身につけた女性たちが踊りを披露したあと、遺跡前に設置された松明やろうそくに着火したところで、この日の行事はお終い。

ワイサックワイサックいよいよ当日。朝から信者の人たちが宗派ごとにそれぞれのテントに集まったり、遺跡の周りをグルグル廻ったりしている。9時半になって遺跡のすぐ足元に菩提樹の幼木を植える行事が行われた。昨日の雨で地面はいい感じに水分を含んでいる。ほにゃらららと祈りの後、お坊さんたち瞑想。幼木はワルビ会長さんによって地面にうやうやしく置かれた。ワルビとはインドネシア仏教徒協会のことで国内最有力仏教団体。ワイサックの実行委員会も務める。この菩提樹、一本しか植えてなかったけど、これって万一枯れちゃったりしたらどうするんだろう、などという信心のかけらもない考えが沸いてきたりする。これだけ偉い方々がお祈りしてるんだから枯れたりすることはないんでしょうが。そうそう、ワイサックには関係ないんですけど、以前からかなり気になってる不思議がひとつ。”ずーっと雨の降ってる木”。ボロブドゥール遺跡の足元に植わっている木のうち、ある一本の木の下に立つといつでも小雨が降っている状態っ!これ冗談じゃなくってホントの話。葉っぱの水分が蒸発してるだけなのかもしれないけれど、それにしたってスゴイ木なのだ。

ワイサック

植え終わったところで皆さん特設テントに。そろそろ山の10時35分48秒がやって来る。お坊さんたちがお祈りしたりお説教したりしているうちにドラがグォ〜ンとならされてその時がやって来た。参加者はみな7分ほど瞑想。お坊さんたちは宗派の違いを超え仲良くステージ上で腕を組んだりしている。平和になりますように。

 2003年5月13日(火)  
09:00
12:00
13:00
15:00
18:00
中部ジャワ州プルウォダディ県グロボガン市ムラペンにて聖なる火の儀式
僧侶の皆さんウンブル・ジュンプリッ(お水取りの場所)へ向う
聖なる火ムンドゥット寺院へ向けて出発
中部ジャワ州トゥマングン県パラカン市ウンブル・ジュンプリッにてお水取りの儀式
聖なる水ムンドゥット寺院へ向けて出発
 2003年5月14日(水)  
08:30
10:00
13:00〜17:00
19:00〜21:00
08:30〜21:00
ムンドゥット寺院にて聖なる水と火の譲渡式
聖なる水と火、ムンドゥト寺院からボロブドゥールへ
ボロブドゥールにて僧侶の皆さんによる平和のお祈り
ボロブドゥールにて仏教徒による平和のお祈り
ムンドゥット寺院にて仏教徒によるお祈りと瞑想
 2003年5月15日(木)  
07:00
07:00
11:30
13:00
15:00
19:00〜22:00
ボロブドゥールにて僧侶の皆さんによる平和のお祈り
ムンドゥット寺院にて仏教徒による平和のお祈り
僧侶の皆さんムンドゥット寺院へ向う
ムンドゥット寺院にてワイサックの準備
ムンドゥット寺院からパウォン寺院を経てボロブドゥールへ向う
ワイサック2547/2003のセレモニー
 2003年5月16日  
07:00
08:00
10:35:48
11:00
12:00
13:00
ワイサックの瞬間を迎える準備
ワルビ(インドネシア仏教徒協会)選出の僧侶による演説/お説教
ボロブドゥールにてワイサックの瞬間を記念して瞑想
僧侶による演説/お説教
休憩と昼食
仏教徒並びに関係者はムンドゥット寺院に戻りそれぞれの宗派ごとに儀式を行い、
偉い僧侶さんはボロブドゥールにてお祈りの儀式を続ける

13日〜16日まではボロブドゥールサンライズツアーは中止となります
16日朝9時〜正午ごろまではボロブドゥール遺跡にのぼれません (時間は多少前後します)
ワイサックはインドネシア仏教徒の神聖な宗教儀式です。 入場規制など係員の指示には従うようにしましょう