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ボロブドゥール近郊【パウォン寺院/ガウェン寺院】

パウォン寺院外観

 

パウォン寺院

中部ジャワ州マグラン郡
ボロブドゥール遺跡の東 1.8km

 

 

 

パウォン寺院は、シャイレンドラ王朝のインドラ王 (782-812) の お墓であり、遺骨の灰が納められた、というのがカスパリスをはじめとする学者の見解だそうです。

ボロブドゥールから車で5分、この仏教寺院は、保存状態良好で、仏教寺院としてはすらりとバランスよく整った感じが愛らしくないですか?

北西向きに建てられており、これはブッダの功績を称えてその生誕地の方角に向けられたと推測されています。


他の多くの寺院と同じく、基壇、体躯部、頭部の三部構成。 壁に彫り込まれたレリーフは女性的で優しい雰囲気をかもしだしています。 失われたまま修復されていないレリーフもあるのが残念ですが、お時間あればぐるっと一周眺めて頂くもよし。

 

壁のレリーフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕日に輝くパウォン寺院

 

 

残念ながら寺院内部は何もない空っぽのお部屋です。 なんらかの像が安置されていた痕跡が認められ、何者かによって持ち去られたといわれていますが、詳細は不明です。

カラントゥンガーの碑文によると、パウォン寺院の内部に光り輝く像があるという。  この記述から紛失したこの像は青銅でできていたのではないかとも考えられています。

 

夕日が似合うミニケーキ、パウォン寺院でした。
(2009年10月10日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガウェン寺院

ガウェン寺院カラントゥンガーの碑文(824年)に、「サマラトゥンガ王がウェヌワナという寺院を建立した。その周辺の土地は免税とし、それらの土地からの収入をこのウェヌワナの管理費にあてるようにとガルン王が命じた」との記述が見られる。このウェヌワナとはムンティランの西にあるガウェン寺院であろうと考えられている。ここで興味深いことに、サマラトゥンガは仏教を信仰するシャイレンドラ王朝の、ガルン王はヒンドゥー教を信仰するサンジャヤ王朝の王である。異なる2つの王朝の王が仏教寺院建立に際し、連名で詔を発しているのである。同様の例がカラサン寺院建立を記したカラサン碑文(778年)にも見られ、当時の二王朝による支配の構図が垣間見られる。


ガウェン寺院ガウェン寺院は先述の碑文からわかるように、 9 世紀にサマラトゥンガ王によって建てられた仏教寺院である。ご存知のとおり、この王はボロブドゥール建立者ではないかと推測されており、この寺院もボロブドゥールと何らかの関係があるかもしれない。確かに寺院壁面に見られる浮き彫りの文様もボロブドゥールのそれと似通っている。また、外壁角部分に見られる立ったライオン像はガウェン寺院特有のものである。内部には宝生仏像が安置されているが、残念ながらこの像は首から上が紛失してしまっている。現在ある建造物は 1 つだけであるが、その跡から 5 つの建造物があったと推定され、五仏がそれぞれひとつずつ安置されていたようである。


ちなみに…
ガウェン寺院はごくごく一般的なジャワの農村のなかにひっそりと佇んでおり、旅行者が訪れることはめったにありません。昔はどこのお寺もきっとこんな風に村の風景に溶け込んでいたんだろうなあと想像させてくれます。すでに観光地化されているパウォン寺院やムンドゥット寺院は共通入場料が 3000 ルピアとされていますが、このガウェン寺院はチケットもなく、日頃の清掃なども近隣の住民によってなされています。ですので、訪れられたおりに誰か人がいればきっと近所の人ですから気持ちで数千ルピアを渡されるとよいでしょう。